@hihihiroroのLog

ダラダラと。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

202104 振り返り

30代最後の年になった。
今年も皆さんから沢山のプレゼントを頂きとてもありがたい。(特にビール
今年もこれといった目標は無いのですが、元気に過ごすこととお金をもう少し稼ぎたいなと思っています。
元気になったのでまたオンラインの集まりに顔を出し始めようと思っているので見かけた人は話してくれると嬉しいな。

欲しい物リストを貼っておこう

べんきょうかい

やる気も戻ってきたので勉強会に参加をすることができた。
DWH については知識もついてきたので勉強会での話も理解できるようになってきた。
スクラムなどに関してはあいも変わらず勉強中になる。

ほん

毎日写経をすることで本を消費することに成功した。
今月は誕生日でいただいた本と気になって買った小説を積極的に読むことに成功した。
漫画は毎月通り。

えいが

コロナがまた猛威をふるっているが、朝一や夜中の混んでない時間を選んで見に行くことで映画は観続けている。
エヴァンゲリオンは中学生の頃から観ていたアニメになるので感慨深いものがある。
舞台挨拶が同時中継されるのでつい何回も観に行ってしまっている。

ぶろぐ

Twitter で署名を見て気になった本といただいた本を読んでの感想を書いてみた。
転職も副業もいつでも考えているのでなにか持っている人がいたらお話してみたい。

hihihiroro.medium.com

hihihiroro.hatenablog.com

「アジャイル開発とスクラム 第2版」を読んだ

いただくことができたので読んでみた。

僕は第1版は出版されてからしばらく経ってから読んだ。内容についてはうろ覚えの状態で第2版を読んだ感想になる。

章立ては以下。

第1章 アジャイル開発とは何か?
第2章 なぜ、アジャイル開発なのか
第3章 スクラムとは何か?
第4章 アジャイル開発の活動(プラクティス)
第5章 アジャイルの進化とスケールフレームワーク
第6章 NTTコムウェアにおけるカルチャー変革の航路
第7章 アジャイル受託開発を成功させる ~ANAシステムズと英和システムマネジメントによる共創型開発に至る道のり
第8章 小さな成功から築き続けるIMAGICA Lab. のアジャイル文化
第9章 KDDI DIGITAL GATEにおけるスクラムチームファーストな働き方
第10章 竹内・野中のスクラム論文再考
第11章 スクラムと知識創造
第12章 スクラムと実践知リーダー
特別対談 野中郁次郎×平鍋健二

1章から5章までがアジャイル開発とは何か、スクラムとは何かを説明している第1部になっている。ここはアジャイル開発とスクラムがなぜ必要なのか、それぞれの内容についてある程度詳しく書かれている。第1版と違い5章では大規模アジャイル開発についての説明がされていた。小さいチームでの実績は十分すぎるほどでてきたから、その次に問題になるスケール事について書かれているのかなと思った。

また、6章から9章はアジャイル開発とスクラムを実践しているチームの事例が書かれている第2部になる。ここは実践している人たちが失敗談も成功体験も赤裸々に書かれているので読んでいてとても他人事に思えないことがいくつもあって面白い。ここも第1版の3例から4例に増えているし1版ではでてこなかったような会社の事例が出てきたなと思った。

10賞から12章はアジャイル開発とスクラムを考える第3部になっている。竹内先生、野中先生が書かれた論文の内容の復習から始まり、ナレッジマネジメントのモデルとスクラムの関連性についての説明がされている。そして求められるリーダー像を実践知リーダーとし説明されている。

アジャイル開発・スクラムの概要、プラクティスの紹介、日本企業の事例、野中先生からのメッセージとまずは概要の説明、事例紹介、詳しい内容と1冊にこれでもかとまとまっているなと思った。

まとめ

  • 読みやすいのでアジャイル開発やスクラムに興味を持った人に読んでもらうと良さそう
  • 他社での事例が刺さるので実践者の人は読んでみると面白いかと思う
  • 野中先生と平鍋さんや途中途中のコラムが面白い

知識創造企業(新装版)

知識創造企業(新装版)

202103 振り返り

在宅勤務も1年をすぎたからかやる気が一気に無くなった。
勉強会に参加したり本を読んだり、Discord で色んな人と話をするなどを行わなくなった。
動画を見る時間が増えたくらいで他にはよく寝ていた気がする。春だからか眠くなることが多くなったな。
住んでいる近くにクラフトビールが飲めるお店ができてとても嬉しい。美味しいので周1, 2で行ってしまっているのでちゃんとダイエットしなくては…

べんきょうかい

今月はやる気があまり起きなかったので参加を積極的に行わなかった。
ちょっと復活したのでちょうどTwitter に流れていた勉強会に参加したくらい。

ほん

やる気が起きなかったので技術書は少なめ。
小説をまとめて読んだので読書した冊数はあまり変わってないかな。
ページ数が同じでもやっぱり小説はよみやすいなという気分。

えいが

今月はなにはともあれエヴァンゲリオン
騙し絵の牙が見た中ではおすすめかなー。

202102 振り返り

2月は休みもとったし、休日も2日あったしで気がついたら終わっていた。
今月は休みをとった時に美味しいものを食ベれたし、本も思っていたよりも消化できた。
オンラインでの飲み会や人と話すことも減ってきたのでSpotifyで音楽聴きながら本を読む時間が増えた気がする。
仕事中はチームメンバと話をしているがそれ以外では話をすることがないので少しさみしい。だれか話しましょ。

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ぽっどきゃすと

そういえばポッドキャストで話をしたのが公開されていた。聞いて興味持った人がいたらお仕事でも雑談でもお待ちしています。

note.com

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べんきょうかい

仕事関連が半分、あとは話を聞いていて気になったものに参加した。
知らないことをたくさん勉強できるのでどれも参加すると面白い。オンラインだと仕事後すぐに参加できるので楽だが区切りが欲しくなってきた。

ほん

読みたくなる漫画はたくさんあるなと思う。家にある本を消化していきたいのに本屋に行ったり、人から勧められたりで漫画をたくさん買ってしまう。
家にあった小説も読み終わってしまったのであと残っているのは基本は技術書のみになってしまった。
最近はペースも上がってきたのでこのまま本を読む生活を送りたい。

えいが

映画を観る時間に人が多いのは嫌なので、朝早かったり一番最後の時間帯でしか見なくなってしまった。
それでもこれくらいの本数は見れているので良かった。どれもおもしろい。
ファーストラブは本も読んでみようかなと思った。

  • 哀愁しんでれら
  • ファーストラヴ
  • 名探偵コナン 緋色の不在証明
  • ダニエル
  • すばらしき世界

ぶろぐ

面白い本がたくさんあった。
読むと決めている本や仕事に関する本、懐かしの本などを読んだので書くことがいっぱいあった。

hihihiroro.hatenablog.com

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「GoogleCloud ではじめる実践データエンジニアリング入門」を読んだ

データ基盤についての本が出ると聞いて楽しみにしていた本。

章立ては以下。

第1章 データ基盤の概要
第2章 BigQuery のコンセプトと利用方法
第3章 データウェアハウスの構築
第4章 データレイクの構築
第5章 ETL/ELT 処理
第6章 ワークフロー管理とデータ統合
第7章 データ分析基盤におけるセキュリティとコスト管理の設計
第8章 BigQuery へのデータ集約
第9章 ビジネスインテリジェンス
第10章 リアルタイム分析
第11章 発展的な分析

第1章でまずはデータ基盤についての言葉の定義や、データ基盤が必要になる意味などが説明されている。本書のタイトルにもなっているデータエンジニアリングは以下のように定義されている。

データエンジニアリング : データ基盤を構築、管理する技術
データエンジニア : データエンジニアリングを駆使し、ビジネスに価値をもたらす人

信頼性のあるデータがある基盤がありその基盤に対して適切な権限管理、データが適切に管理されていることでデータ分析はできるということが説明されている。データの分析方法や、SQLの説明など出口に関する本はたくさんあるがそもそもそれらを使うためのデータ基盤に関して詳しく書かれた本は珍しいのではと思った。

BigQuery

Google Cloud のDWH(Data Warehouse)。BigQuery を中心にデータ系ソリューションが考えられているのではないかと思うほどにどこの章を読んでも出てくる。
第2章ではBigQuery 自体の内部アーキテクチャが説明されている。ここを読むことでBigQuery がなぜ速いのかや苦手なことはなになのかを勉強することができた。
また、第7章では権限管理*1、監査、コストについて考えるべきことが書かれていた。BigQuery のシステムを運用することはないが、データへのアクセスやお金周りについて知ることができた。BigQuery を使っていく上で考えるべきことや、監視すべきことが勉強になった。

データ系ソリューション

データレイクに使うもの、ETL/ELTを行うためのもの、ワークフロー管理ツール、可視化ツールなどをGoogle Cloud Platform のサービスで実装するための紹介も詳しくされている。一例を上げると、データ処理サービスとしてのDataflow、マネージドHadoop/Spark サービスであるDataproc、ワークフロー管理のためのCloud Composer やデータ統合ツールのCloud Data Fusion などである。これらのサービスについての説明や、使う場面についての説明や実行例などが書かれている。同じようなサービスだが何が違うのか、どれを使えば良いのかなどの説明もされているのでとても勉強になる。

章末コラム

コラムの内容が興味深いし勉強になった。これだけでも読む価値があったのではないかと思っている。書かれているコラムは以下。

まとめ

  • データ基盤についての説明、実装するためのサービスの説明が詳しくされていた
  • 用語の定義がされているのが良かった。チームメンバなどと用語のすり合わせに使いたい
  • 権限、パフォーマンス、コスト、メタデータなど理解が浅いところが多いので現状の基盤とすり合わせながら勉強を続けたい
  • すごい、すごいのだが将来ベンダーロックインが怖いなと…

*1:アクセス制御がリソース階層の上の階層の設定を継承するのが辛い時がある。データセットで許可しているけど、一部のテーブルだけアクセスさせないなど下の階層でDeny せっていをしたい時がある

「アジャイルなチームを作るふりかえりガイドブック」を読んだ

ふりかえり大好きな気持ちが伝わってくる本。

最近はあまりやってないがふりかえりって最初に参加者として実施していたときはなんでやっているんだろうと思いながらやっていたことを思い出した。本書ではふりかえりの意味の説明から入っている。1つのチームが失敗していたふりかえりをどんどん楽しみながらすすんで行うようになっていく物語として書かれているのでとても読みやすかった。

4部構成になっておりそれぞれが基礎編、実践編、手法編、TIPS編となっている。
ふりかえりをやっていない人にも、ふりかえりをやっていて困りごとがある人にでも読んでためになる箇所がいっぱいあると思った。僕自身は最近まったくふりかえりをやっていなかったのだがオンラインでの仕事も1年近くになってきて徐々に仕事でのミスが増えてきていると感じている*1。そのことに対してチームメンバとどうやって解決策を探したり話したりしようかなと考えていたところに本書が発売しているのを見つけたので読んでみた。

読んでみてふりかえりから得られそうな効果に期待が高まっているので再びやってみようと思っている。ふりかえりの手法などはあまり知らなかったが本書には20ものふりかえり手法が紹介されておりチームに合うものを試して見つけてみようと思った。

ふりかえりとは関係ないが自分のチームでは1年半ほど前からSlackにチームメンバだけのチャンネルを作り感じたことや質問に感情をつけて投稿してもらうように試してみている。
試して感じたのは人によって起こる感情が違うことだった。僕だったらそこは納得するけどこの人は悲しむのかなどメンバの受け取り方が分かって面白い。これによって言葉遣いやお願いする仕事を気にするようにしている。
本書でも感情はふりかえりの大事な要素の1つと書かれており、ふりかえりを行うときにも感情についても共有してもらえるような会にしたいなと思った。

まとめ

  • なんとなくやっている時になんでやるのかを思い出せそうだなと思った
  • ふりかえりの手法が20種類載っているので試してみたいと思った
  • 表紙を黄色くできなくなてかわいそうにと思った*2
  • 「楽しいふりかえり」の世界に参加したい

*1:オンラインのせいではないのだろうけど

*2:著者紹介に「黄色い人」とあるので

「スケーラブルデータサイエンス」を読んだ

読み始めるとガツンとくる言葉から始まる

データ分析の主目的は、より良い決定を下すことです。分析結果に基づいた意思決定が必要なければ、そもそも、分析に時間を費やす必要はありません。
<スケーラブルデータサイエンス p.1>

第1章 データに基づくより良い意思決定
第2章 クラウドでのデータの取り組み
第3章 魅力的なダッシュボードを作成する
第4章 ストリーミング・データ処理
第5章 インタラクティブなデータ探索
第6章 Cloud Dataproc によるベイズ分類器
第7章 Spark によるロジスティック回帰分析
第8章 スライディングウィンドウによる集計処理
第9章 TensorFlow を用いた分類モデル
第10章 リアルタイム機械学習
付録A 機械学習データセット内の機密データに関する考慮事項

本書ではデータ分析の目的を正確な意思決定をシステマティックに行うことをデータドリブンな手法で支援することと定義している。この目的を達成するためにデータエンジニアという役割の説明をしている。
データエンジニアにはデータベーススキーマの設計、SQLクエリの作成、機械学習モデルの構築、データ処理パイプラインのコーディング、これらのスケールアップの方法を考える必要があると言っている。ただし本書ではGoogle Cloud Platform のマネージドサービスを使うことで容易になったと説明して様々なツールの説明、使い方の紹介をしている。

フライトの遅延状況によって会議をキャンセルしたほうが良いかという問題を元にGoogle Cloud Platform のサービスを実際に動かしながら問題を解決していくのを試すことができた。データを取り込み、ダッシュボードを作成し、データの取り込みをリアルタイム連携する練習をし、インタラクティブにデータ探索をする環境を作り、機械学習モデルを構築し処理を行うことを順番に試せた。

Google Cloud Platform を使うことでインフラを開発すること運用することをあまり細かく考えることなく動かすことができることを体験できた。動かす環境を作成するのは問題ないけど、何度でも簡単にそして誰でも作れることやどれを使って作るかなどを考えることは引き続き必要になると思う。今の自分の興味は使うためのデータを集める、見つけやすくする、安全なことを担保するなどなのでまた他にも勉強をしようと思った。

まとめ

  • データ分析の目的を決めて共有するのは大事だなと思った
  • Google Cloud Platform のデータに関するサービスを知ることができるのが良かった
  • 用語が自分で思っていたのと違ったので今後うまく統一化されていかないかなー