最近どうも仕事が楽しく感じることが少なくなってきたので昨年末に出て読んで以来放置していたジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント を再度読んだので強く残ったところをメモしてみる。 この本はメンロ・イノベーションズ社の取り組みについて書いてある。その中で僕が気になったのは、
- 新しい手法を取り入れることでどんなメリットがあったか
- 採用の仕方
- ユーザにプロダクトを渡すために素早く何度も間違える
- 今起こっているメンローでの実際の問題
この本の中では実際に試した後に起こっている問題まで書いてあるのが面白いと思った。

- 作者: リチャード・シェリダン,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,永瀬美穂,川口恭伸
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プロダクトを作るうえで守らなければいけない期日・品質を守り、新しい知識を得ることができる。それは開発者としては確かに楽しい毎日だと思う。
1章8 変化は簡単ではない
メンロ・イノベーションズ社では、書類を見るだけではなく実際に作業をすることになる社員とのペアワークを行うことで採用を決めるみたいだ。 1日の1/3 - 1/2 程を一緒に過ごすことになる人なのだから感性が合う合わないはとても重要な事だと思う。入ってから会わなかった場合に双方辛い思いをするくらいなら最初からこういうプロセスを行うのは良いなと思った。
5章6 第二ラウンド・・・・・・実際の仕事をする
書いたコードが動くのか、ユーザが使ってくれる機能なのかをすばやくたくさん間違えることができる文化が蔓延しているらしい。失敗することは当たり前、実験してみることが大切だという文化はすごく共感できた。
7章1 すばやくたくさん間違えよう
全員がハッピーになれる昇進のシステム、チームが大規模になってきた時に適応しないといけないこと、顧客との距離が遠くなった時にうまくやる方法。是非分かったら続編で良いので教えて欲しい。
15章1 メンローでの実際の問題
まとめ
最近僕が楽しくないと思うのが何故かまでは考えつかなかった。 最近は知識も増えてきたので新しいことができていないことが原因なのかもしれないとは思った。
読んでみたところエクストリーム・プログラミング、アジャイル開発、リーンソフトウェア開発などの実践してみた成功・失敗体験談が出ている。失敗しても問題ない文化ができあがっているため、新しいやり方を心置きなく試せるのだろうと思う。身近な会社でもそういう文化の会社が増えると楽しく過ごせるのかなと。 また、この中ではペアプログラミングが行われている旨が書かれているが最近だとモブプログラミングが流行っているらしい。 僕のできる範囲で仕事を楽しむための施策をススメていこうと思った。
今回は本当にこの本のなかの1部だけしか出せてないが、 自分の気になったところ、好きなところを話し合う読書会みたいなものを開くと人それぞれで違いがあって面白そうだなと思ったので、誰かに企画してもらおう。
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ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント [ リチャード・シェリダン ]
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