自分の知識が古いと思うので、Docker
を勉強し直してみようと。
ITエンジニアになる! チャレンジDocker仮想化環境構築入門
- 作者: 小島一也
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2018/08/21
- メディア: 単行本
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本に書いてあるコマンドを順番に実行していくと、Dockerのインストールから始まりDocker Swarmを使ったクラスタの構成までを試せる。
章構成は以下。
Chapter0 インフラエンジニアになる!
Chapter1 Dockerについて理解しよう
Chapter2 Dockerをインストールしよう
Chapter3 コンテナの起動方法を理解しよう
Chapter4 手動で行うビルドの手間をなくして、自動化しよう
Chapter5 Docker Machineを使用してDocker用の仮想マシンを作成しよう
Chapter6 Dockerのネットワークを設定してコンテナ感のネットワークを構築しよう
Chapter7 Dockerのファイル管理について理解しよう
Chapter8 複数の役割のコンテナをまとめて起動しよう
Chapter9 Swarmモードによるクラスタ構成の構築
Chapter10 AWSを使用したRailsアプリケーションのデプロイ
Chapter11 Kubernetesとは
Chapter0
と1
ではインフラやDockerとはどのようなものかを20ページ弱で説明している。さくっと読み終えてしまえば良いかと。
Chapter2
でDocker
をインストールした後、Chapter3
でDocker
の基本的なコマンドを一通り実行できる。
3-13
のコンテナ状態の説明は知っているとその時々で使えるコマンドが分かるので、エンジニアでも一度ざっと読んどくのが良いのかなと。
Chapter4
、5
では実際のDocker
のコマンドを試すことができる。
Automated Build
、Docker Machine
を使って複数環境(ローカル
、AWS
、GCP
)でのDocker
実行ができる。
Chapter6
でのネットワークの説明は実際に使っている人たちでも理解できてない場合が多いので、この章を実行して
- ブリッジネットワーク
- ノンネットワーク
- ホストネットワーク
- オーバーレイネットワーク
それぞれのネットワークを自前で構築して勉強してみるのは良いと思う。
Chapter7
でVolume
の勉強を、Chapter8
でDocker Compose
をChapter9
でDocker Swarm
を実行することができる。
Chapter10
ではChapter9
まで勉強した内容を用いて、AWS
上にRails
アプリケーションを実行することを試せる。ここまで試せば自前のアプリケーションをデプロイして遊ぶことができるかと。
最後のChapter11
ではKubernetes
の概要の説明の後、kubectl
を用いてPod
のデプロイを行うことができる。
Kubernetes
の簡単な理解には十分な気がするが実運用する分には他の本でしっかり勉強する必要があると思う。引き続き次はKubernetes
の勉強をしていこう。
まとめ
Docker
コマンドを一通り実行して試してみることができるDocker
のネットワークやボリュームについては詳しく章分けされているので勉強になるDocker Swarm
を使ってクラスタの概要、使い方、気をつけるべきポイントが勉強できる
エンジニアじゃない人はまずChapter5
まで試してみてDocker
を試してみるのが良い。すでにDocker
を使っている人はChapter6
以降を読みながら試すことでDocker
についての勉強になると思う。
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