
世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
- 作者: ピョートル・フェリクス・グジバチ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/08/20
- メディア: 単行本
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Googleがチーム作りで大事にしていることが、250ページ以下の読みやすい内容でまとめられている。
心理的安全性
この言葉をよく聞くようになったが、ふわっとしていてなんだかよく分からない。この本では、「自分らしさを発揮しながらチームに参画できる」と書いてある。例を見ると、自分の話を隠すことなくできるし、責めることがないように思える。
こういった信頼や尊重などはいかに同じ時間を過ごしたかで構築されるのではないかと思う。作業をみんなで一緒にやったり会話をする時間を作ったりすることで、チームなんだとみんなが思えるようにしていくことが大事なのだと思った。
思考の多様性
個人ではなくチームで働くことで集合知が集まる。そのためには、幅広い考えを持つ人が集まった方が多様性が高くなると思う。
チームメンバを信頼していれば、どんな意見でも言えるし挑戦ができるようになる。多様性が高くなれば平均は下がるかもしれないが、飛び抜けた質のものが出来上がる可能性は高くなる。自分とは違う意見も受け入れることができるようなチームを作ることが必要みたい。
アンラーン
技術は次々新しいものがでてくる。その勉強はしなければいけないが、その際に自分の知っている知識、方法が古いと思ったら学び直す必要がある。
追加するのではなく一度忘れて新しく覚えることをする必要がある。そのためには、振り返りの繰り返しと学び続けることを忘れてはいけない。
まとめ
チームで働くためには、相手を信頼・尊重していることが前提である。
その前提がある上で、話し合いやオペレーションをし、振り返りをしての繰り返しを行うことが大事だと思った。
ひとまずは、
- 話をする場の作成
- 試してみることが正しいという文化の定着
- やっていることの共有の仕方を考える
- ゴール意識の共有
- オーバコミュニケーションの仕組み化
あたりができるようになれると良いな。

- 作者: 藤田晋
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/08/05
- メディア: 文庫
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- 作者: ゲイリー・ハメル,有賀裕子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: 単行本
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