アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
- 作者:Esther Derby,Diana Larsen
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
前から気になっていて、まだ読めていなかったアジャイルレトロスペクティブズを退職する際に書いたブログに貼ってったおねだりリストから送ってもらったので読んでみた。
振り返りをする会
今、振り返りをする際に会を始める前に何かをしているわけではない。
会が始まるとすぐにチームメンバが書いたKPTを読んでいるが、実際は以下のように会をすすめるみたい。
振り返りをするのはもちろん大事だけどまずは場を整えるのが大事と。
- 場を設定する
- データを収集する
- アイディアを出す
- 何をすべきかを決定する
- レトロスペクティブを終了する
振り返り手法
それぞれのタイミングによって使える振り返り手法が多数紹介されている。全部で30種類。
自分がやったことあるものは5、6種類だった。特に振り返りの場だとKPTだけやり続けていた。
- 場を設定するアクティビティ: 4種
- データを収集するアクティビティ: 8種
- アイディアを出すアクティビティ: 9種
- 何をすべきかを決定するアクティビティ: 4種
- レトロスペクティブを終了するアクティビティ: 5種
どれもこれも目的と結果が別々にある。どれかをやるのではなく、自分たちが困っていることに対して必要なものを適宜選んでやっていくのが良さそう。
まとめ
最近チーム開発の本を読んでいて本書にも書いてあったが、チームとしての目的・やるべきことが明確になっていること、またチームメンバで同意が取れていることが重要な気がしている。
その目的に対して、自分たちの立ち位置がずれていないか、おかしなことをしていないかを定期的にみんなで調べることが必要なのだと思う。
振り返りをする前に、自分たちが何をするものなのか?なぜいるのかをみんなでちゃんと話し合うのが大事なのかなーと思った。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者:Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
- 作者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/08/20
- メディア: 単行本
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
- 作者:クリスティーナ・ウォドキー
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本