2019年のお盆に読んだ本の続編が出ていたので読んでみた。
1冊目では、GCPのサービスについて幅広く触れていた。今回発売された2冊目では、GCPのなかでもコンテナに関するサービスについて重点的に触れている。
目次は以下。
第1章 Google Cloud Platform の紹介
第2章 Google Container Registry
第3章 Cloud Build
第4章 Kubernetes
第5章 GKE
第6章 Cloud Run
第7章 サービスメッシュ
本書の前提の知識として、Knative と書かれていることにびっくりした。僕は詳しく知らないけど、とりあえず読んでみたが読むことができた。
まず、Kubernetes 上で動かすためのイメージを保存するGCR についての説明から始まっている。次に、CI/CD サービスのCloud Build についての説明となっている。これでアプリケーションのデプロイが出来るようになる。その後、Kubernetes を使うための最低限の基礎知識を勉強する。
5章では、マネージドなKubernetes としてGKEの紹介とノウハウが紹介されている。
6章では2019年に発表された、コンテナホスティングサービスのCloud Run についての使い方が説明されている。実際に動かすまでの流れが詳しく説明されているが、まだあまり使われていないのかノウハウなどは載っていなかった。僕も触ったこと無いから動かすことを試してみた。
最終章では、サービスメッシュの背景としてマイクロサービスの説明があり、サービスメッシュの概要と実例としてIstio が紹介されている。
ただ、Istio についてはminikube での実行しかないのでGCP 上での例ではなかったのが残念だった。
まとめ
- GCP 上でコンテナを動かすための知識を勉強できた
- GKE、Cloud Run などの使い分けについて学びたい
- 無料枠で試すことができるのでどんどん試していきたい