@hihihiroroのLog

ダラダラと。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

「開発系エンジニアのためのDocker絵とき入門」を読んだ

久々にDocker の新刊を見かけたので読んでみた。

第1章 仮想化とは
第2章 Docker と周辺の要素を眺める
第3章 Docker のインストール
第4章 Docker の基本と大原則
第5章 コンテナの基礎
第6章 コンテナの基本操作
第7章 Ruby コンテナでインライン実行をする
第8章 Python の対話シェルを起動してコンテナとやりとりする
第9章 Nginx サーバを起動してブラウザからアクセスする
第10章 MySQL サーバをバックグラウンドで起動する
第11章 PostgreSQL サーバを起動していろいろ確認する
第12章 イメージの基本
第13章 イメージの基本操作
第14章 異なるバージョンんのMySQL サーバを起動する
第15章vi の使えるUbuntu イメージを作り持ち運ぶ
第16章 Dockerfile の基礎
第17章 vi の使えるUbuntu イメージを作る
第18章 タイムゾーンとログ出力が設定されたMySQL イメージを作る
第19章 起動時にWebサーバが起動するPython イメージを作る
第20章 ボリュームとネットワークの基礎
第21章 MySQL コンテナのデータが消えないようにする
第22章 ホストマシンで編集したファイルをRuby コンテナで実行する
第23章 PHP コンテナからMySQL コンテナに通信する
第24章 構成を整理する
第25章 必要なイメージを準備する
第26章 コンテナ以外のリソースを準備する
第27章 コンテナの起動
第28章 Docker Compose の利用
第29章 Docker Desktop の有料プランとDocker アカウント
第30章 プロジェクトでDocker を使う
第31章 Apple Silicon Mac でDocker を使う
第32章 デバッグのしかた

7部構成となっており、Docker の基礎知識を学び、コマンドとDockerfile の書き方がタイトル通り絵が大量に使われながら説明されている。その後Docker コマンドを使い開発環境を構築するハンズオンが用意されている。そこで作ったものをDocker Compose でいっぺんに立ち上げれるように書き換える作業もある。
最後の章では実運用時の工夫やデバッグノウハウ、最近のMac での動かし方などあまり他の本では見ない内容で面白かった。

それ以外の内容については他の本と変わるところもないが、絵が多いので読むことは苦でもなく時間もかからず読み進めることができた。最初にコマンドの把握をするのには良いのかなと思った。

まとめ

  •  読みやすかったので記憶の掘り起こしにも良い
  • デバッグについてはもう少しいろんなエラーが出ていると役立ちそうだなと
  • 自分が昔書いた記事のコマンド書き直さなきゃと思った