色が黄色で目立っていたし、さわって学ぶというタイトルが気になったので読んでみた。
第1章 コンテナの仕組みと利点
第2章 Docker を利用できるサーバーを作る
第3章 5分でWeb サーバを起動する
第4章 Docker の基本操作
第5章 コンテナ内のファイルと永続化
第6章 コンテナのネットワーク
第7章 複数コンテナをまとめて起動するDocker Compose
第8章 イメージを自作する
第9章 Kubernetes を用いたコンテナ運用
Docker のインストール方法から始まり、Docker を起動するためのWeb サーバの構築、Docker を使ってのWeb サーバ起動するところから、ファイルの永続化、ネットワーク、コンテナイメージについて順番に学ぶことができる。
ただのDocker だけではなく、複数コンテナをマネージドするためにDocker Compose やKubernetes についての説明までされている。それぞれについて、ただ読むだけではなくタイトル通りに自分の手を動かすことで順番に試していくことができる。
本書が他と違うのはDocker Desktop での作業をすすめるのではなく、AWS 上のEC2 を構築してその上で実行するようにしているのは珍しいなと思った。Kubernetes についてもAmazon EKS での始め方が書かれている。また、EKS のようにマネージドを紹介しているので試す際にも自分でインストール作業などあまり必要としない minikube での環境構築がされている。
まとめ
- 難しい部分に関しては省略されていたりコラム化されていたりで読みすすめやすかった
- Docker の内容について思い出す人とかにちょうど良さそうだと思った
- AWS を使っての話がでていたのが他の本との違いかなと思った
たった1日で基本が身に付く! Docker/Kubernetes超入門
- 作者:伊藤 裕一
- 発売日: 2020/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)