@hihihiroroのLog

ダラダラと。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

「Docker&仮想サーバー完全入門」を読んだ

CHAPTER1 なぜ開発用サーバが必要なのか?
CHAPTER2 コンテナとは一体何もの?
CHAPTER3 Docker を使うための環境を構築しよう
CHAPTER4 Docker を使った仮想サーバー構築に挑戦!
CHAPTER5 すぐに使えるDocker 設定ファイル集
Appendix1 Docker をさらに学ぶには
Appendix2 VS Code + Docker で快適な開発環境を構築しよう

CHAPTER1 とCHAPTER2 ではコンテナが必要になる理由とコンテナ技術の説明がされている。CHAPTER3 ではDocker を使うためのインストール方法が説明されている。ここまででローカル環境でDocker を使って試すことができるようになる。

CHAPTER4 でDocker を使ってのサーバ構築を試すことができる。Docker Compose についての説明もされている。WordPress +MariaDB をくっつけて構築する方法が説明されている。
また、コンテナのデータを永続化される方法としてボリュームとバインドマウントについての説明がある。しかしせっかくコンテナ化しているのだからファイルとして残すのはあまり良くないのだろうなと思っている。さらにはコンテナのネットワークについても大まかに解説されている。ネットワーク周りはコンテナを使う上でエラーが出やすい場所なので毎回ちゃんと勉強しないといけないとなとは思っている。ここでは詳しくは説明されていないため、他の本やドキュメントで勉強しておいて損はないなと思っている。

CHAPTER5 ではいろんな公式のイメージが紹介されている。OS だけや言語、DB などについてのイメージがいくつか紹介されているので、何か使いたくなったときには参考になると思う。人が作ったイメージよりは公式イメージを使うようにしようと思っている。

まとめ

  • 初心者向けにDocker の内容がまとまっている
  • いくつかのイメージの説明があるので試してみると面白い
  • 実際にコンテナを使うにはオーケストレーションをちゃんと使う必要があるだろうな

「図解! Dockerのツボとコツがゼッタイにわかる本」を読んだ

Amazon で見かけたので買って読んでみた。

目次はこちら

Chapter01 Docker をはじめよう
Chapter02 環境を準備しよう
Chapter03 Docker はじめの一歩
Chapter04 Docker Compose のコマンドを試してみよう
Chapter05 LAMP(ApacheMySQLPHP)環境を作ってみよう
Chapter06 環境を本番にデプロイしよう
Chapter07 いろんなイメージを試してみよう

Chapter1とChapter2 はDocker を使うための前知識の話になっている。Docker を使う意味や、仮想化、それらが動くOS、サーバの説明からインストール方法までが書かれている。開発をメインでしている人ではなくこれから触るという人向けの説明となっているのだろうと思った。

Chapter3 からはDocker、Docker Compose を使うための説明がされている。コマンドのいくつかが説明されており、実際にコマンドを打ってみることができるようになっており、実行結果も貼られているためわかりやすかった。ここで基本的なDockerfile とdocker-compose.yml の書き方も説明されている。
公開環境としてAWS のEC2 にコマンドをインストール、外への通信設定など起こってデプロイをすることが試せる。ローカルで作ったものをEC2 でそのまま動かすことができるのは楽しい。最後の章では他のイメージについて書かれている。Nginx やWordpress を実際に動かすところまでは試すことができるので実際にいくつかアプリケーションを試せた。

まとめ

  • 初歩から書かれており初心者向けの本になっていると思う
  • 文章も読みやすいのでわかりやすかった
  • Docker 以外の内容についてはないのでDocker を試すまでとなっている

202209 振り返り

夜中にお喋りをする友だちがいるのでここ毎晩はずっと喋っていて楽しい。
ただその代わりにとても日中帯に眠くなってしまうし、読書などができてないなとたまに感じる。
でも自分が思いつかない考えが聞けるししばらくはこれで良いかなー。

べんきょうかい

スクラムフェス三河も気がつくのが遅かったのでチケットを購入しただけになってしまっている。
ビデオを見なければ。
来月は初めての社外発表をする予定なので今から緊張している。

ほん

小説をまとめて読んだのだが面白かった。連休があると読むことができるので良いな。
しかし読む本はまだまだあるので読んでいくぞー。

えいが

たくさん観に行った。
トップガンはいつか観ようと思っていたが2作連続で映画館で観れるようになっていたので行ってきたがとても良かった。
ガリレオも久しぶりでドラマをまた観たくなった。

ぶろぐ

雰囲気か言葉かわからないけど怖いと言われたので読んでみた。
当てはまる言葉が多く気をつけて喋らないといけないなと思った。

link.medium.com

202208 振り返り

ちょっとだけ涼しくなったなと思う日が増えてきた。
それでも連日暑いので家から出る時間が相変わらず増えない。運動を一定したほうが良いことはわかっているので頑張るかのお気持ち。

べんきょうかい

今月はあまり出ることができなかった。
スクラムフェス仙台も前日に思い出しチケットを買ったので、キーノートしか聞けてない。
ビデオ公開されたら順番に見ていきたい。

ほん

技術書も小説も普段よりは読むことができた。
漫画は相変わらず読んでいるがそろそろ買う量を減らしていきたいと思っている。

えいが

ONE PIECE 面白かった。 お盆の間は実家に帰ってこもっていたのであまり映画を見に行くことができなかった。
まあ、コロナまた増えているみたいだからしばらく少なくしておこう。

  • ONE PIECE FILM RED
  • バイオレンスアクション

ぶろぐ

お休みがたくさんあったので積んでいる本を読んでみた。

hihihiroro.hatenablog.com

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「AWSではじめるデータレイク」を読んだ

読むんだと決めて買ってから1年以上経ってしまったけどようやく読んだ。

序章 データレイクを始めよう
第1章 データレイクの構築
第2章 データレイクの活用
第3章 データレイクの運用
第4章 データレイクのセキュリティ
第5章 ハンズオンの概要 - ビジネスデータのデータレイク -
第6章 データを可視化する
第7章 サーバレスSQL によるデータ分析
第8章 データを変換する
第9章 データを分析する(データウェアハウス)
第10章 システムの概要 - ログデータのデータレイク -
第11章 ログを集める
第12章 ログの保管とカタログ化
第13章 ログを加工する
第14章 ログを分析する

本書は3部構成になっている。1部ではデータレイクのコンセプトが解説されている。2部では基本的なデータレイクの構築を試すことができる。最後の3部では応用的なデータレイクの構築を試すことができる。基本的な内容としてはファイルからデータを取り込んで試している。応用編ではログを取り込んでのデータレイク作成、分析を試すことができた。タイトル通りなので構築はAWS 上でになる。

コンセプトについては以下の内容となっている。
1章では用語の説明やデータレイクのアーキテクチャの説明からそれぞれのレイヤで必要となるコンポーネントについてそれぞれ説明がされている。その中でもデータの保存先のストレージについての説明がされている。可用性や耐久性、スケーラビリティ、コスト、セキュリティや権限周りについて解説されている。またデータを貯めるだけでは使いにくいとの説明からデータカタログの重要性やデータを使いやすくするための変換ツールについての説明がされている。
2章では蓄積されたデータを活用するための方法として、BI、アドホックSQL 分析、定常的なSQL 分析、応用的な分析と4つが説明されている。また、それ以外にストリームデータの活用としてリアルタイムダッシュボードとストリーム分析アプリケーションが説明されている。利用者の区分によって適した活用方法が変わってくる。それ以外にもやりたいことにより使うべきシステムも変わることが解説されている。それぞれでうまく使えるものを使える基盤を作るのが良いのだろう。
3章では作ったデータレイクを運用していくために必要なことが説明されている。まずはデータレイクが正しく動いていることを保証するために「正常」の定義を行うことからはじめている。その後SLA を守るための監視、パフォーマンスのための監視と改善などが説明されている。あとは大事なデータをなくさないためのバックアップ、いらないデータの削除、アクセス履歴取得の必要性が書かれている。監視は目的に合わせてやるべきことを分ける必要があると思った。できてないことはやってみたいと思った。
4章ではセキュリティについて解説がされている。データレイクを1つのサービスと見立てのセキュリティについてまとめられている。具体的にはアクセス制御や暗号化、権限管理について解説されている。権限については異動の話など具体的な話も出てて面白かった。

このあとはAWS のサービスを使ってデータレイクの構築を試すことが続く。簡単に手軽にできたので面白かった。ただ、これから利用者やデータがどんどん大きくなっていったときはどうなるのかは気になった。

まとめ

  • データレイクについてまとめられていてわかりやすかった
  • アーキテクチャの話もいくつか出ていて実際にどう組めば良いか想像しやすかった
  • 実際にサービスを使って見ることができたので面白かった

「推薦システム実践入門」を読んだ

仕事に関係するかなと思って読んでみた。

1章 推薦システム
2章 推薦システムのプロジェクト
3章 推薦システムのUI/UX
4章 推薦アルゴリズムの概要
5章 推薦アルゴリズムの詳細
6章 実システムへの組み込み
7章 推薦システムの評価
8章 発展的なトピック
付録A Netflix Prize
付録B ユーザ間型メモリベース法の詳細

まず推薦システムの概要と歴史が事例を含めて解説されている。推薦以外に似ているものとして検索システムについても少しだけ解説されていた。その後推薦システムの開発をする事になったときのメンバやプロセスについての解説、おすすめしたアイテムの表示の方法が紹介されていた。ただ推薦アイテムを出すのではなく、理由も表示するなどのユーザ体験まで考えるのが大事なんだなと思った。
その後推薦アルゴリズムのいくつかについて解説されていた。自分で組むことはないのでアルゴリズムの解説は面白かった。いくつもあるものから実際にみんなが選んで実際のサービスに組み込んでいるんだなと思いながら読んでいた。

6章の「システムへの組み込み」部分が自分の仕事に一番近いところだろうと思って重点的に読んだ。鮮度とユーザからの呼び出し方法によっていくつかのパターンが紹介されていた。このあたりではあまり目新しいものがなかったので自分たちのシステムでもそんなに間違っていないのだろうなと思った。
システムを作るだけではなく、推薦システムの評価についても解説されている。予測誤差だけではなく、アイテムの多様性を測る指標などいくつか紹介されていた。システムを改善するためにも評価を行うことは必要だなと思っているので良かった。

まとめ

  • 設計して作って評価してまでの一通りが書かれていてわかりやすかった
  • システムでもアルゴリズムで使うデータの部分しかやってないのでアルゴリズムなど知れて面白かった
  • 個人情報などの扱いが厳しくなっているので今後どこまでできるのだろうかというのが気になっている

「クラウドネイティブ・アーキテクチャ」を読んだ

クラウドを使うようになって時間もたっているので、そろそろちゃんとクラウドでの考え方を学んでみよう、読んでみようと考えていたのを思い出したので買って読んでみた。

第1章 クラウドネイティブ・アーキテクチャの概要
第2章 クラウド導入の取り組み
第3章 クラウドネイティブ・アプリケーションの設計
第4章 テクノロジースタックの選択方法
第5章 スケーラビリティと可用性
第6章 セキュリティと信頼性
第7章 コストの最適化
第8章 クラウドネイティブな運用
第9章 Amazon Web Services
第10章 Microsoft Azure
第11章 Google Cloud Platform
第12章 クラウドのトレンドと今後の展望

本書ではクラウドネイティブ成熟度モデル(Cloud Native Maturity Model : CNMM) が説明されており、これによってどこまで成熟できているかが判定されていた。本書の中での基軸は以下の3つ。

  • クラウドネイティブなサービス
  • アプリケーション中心の設計
  • 自動化

全体的にはクラウド導入の取り組みとして、クラウド導入フレームワークの詳細の説明がされている。そしてビジネス、人、ガバナンス、セキュリティ、運用などの観点からクラウド移行の決断をする理由についての説明がされていた。
そして、アプリケーションの設計としてマイクロサービスやコンテナ、サーバレスでの説明、設計をする上での考え方などが紹介されている。マイクロサービスの説明の中ではサービス指向アーキテクチャの説明とそれぞれの違いについても書かれていて面白かった。

その後、ライセンスや価格などからテクノロジースタックの選び方の説明がされている。このあたりは同じようなサービスからどれを使うかなどを選ぶときには考えることが少しはあるかなと思った。このあとは具体的な話が増えてくる。まずはスケーラビリティと可用性の高いシステムを運用するための冗長性、広範囲な監視、IaC などについて説明されている。システムが自動復旧できるような作りにするための監視などの話は面白かったから自分たちでできてないことはやらないといけないなと思った。
またセキュリティをクラウドネイティブ適応する方法が紹介されいる。従来のセキリュティプロセスを当てはめるのではなく、クラウド用に用意、提供されているものを使うことが大切だということが説明されている。その後コストについての説明もされている。オンプレとの価格の違いやコスト分析をするための監視、タグ付け方法が説明されている。コストは安くなるだけのことはないと思うが、無駄に使ってないことは監視したいなと思った。

運用の章ではオンプレ時とクラウド時の運用チームの違いについての説明がされている。IaC による運用の大切さが説明されている。また、マイクロサービスになっていることを前提に提供するAPI の保守について説明されていた。ここまでは全然できていないため、ここまですすむことができたらまた読んでみたいと思った。

本書で紹介されていたDevSecOps のマニフェストがまとまっていて良いなと思ったので今後ちゃんと守るようにしていこうと思う。

Leaning in over Always Saying “No”
Data & Security Science over Fear, Uncertainty and Doubt
Open Contribution & Collaboration over Security-Only Requirements
Consumable Security Services with APIs over Mandated Security Controls & Paperwork
Business Driven Security Scores over Rubber Stamp Security
Red & Blue Team Exploit Testing over Relying on Scans & Theoretical Vulnerabilities
24x7 Proactive Security Monitoring over Reacting after being Informed of an Incident
Shared Threat Intelligence over Keeping Info to Ourselves
Compliance Operations over Clipboards & Checklists

引用元URL : https://www.devsecops.org/

まとめ

  • クラウドネイティブと言ったときのやっておくべきことを学べた
  • 自分が運用しているシステムで何ができてるかを確認したいなと思った
  • 本書から更新されていることがどれくらいあるのか確認をしたい