@hihihiroroのLog

ダラダラと。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

「アジャイルなチームを作るふりかえりガイドブック」を読んだ

ふりかえり大好きな気持ちが伝わってくる本。

最近はあまりやってないがふりかえりって最初に参加者として実施していたときはなんでやっているんだろうと思いながらやっていたことを思い出した。本書ではふりかえりの意味の説明から入っている。1つのチームが失敗していたふりかえりをどんどん楽しみながらすすんで行うようになっていく物語として書かれているのでとても読みやすかった。

4部構成になっておりそれぞれが基礎編、実践編、手法編、TIPS編となっている。
ふりかえりをやっていない人にも、ふりかえりをやっていて困りごとがある人にでも読んでためになる箇所がいっぱいあると思った。僕自身は最近まったくふりかえりをやっていなかったのだがオンラインでの仕事も1年近くになってきて徐々に仕事でのミスが増えてきていると感じている*1。そのことに対してチームメンバとどうやって解決策を探したり話したりしようかなと考えていたところに本書が発売しているのを見つけたので読んでみた。

読んでみてふりかえりから得られそうな効果に期待が高まっているので再びやってみようと思っている。ふりかえりの手法などはあまり知らなかったが本書には20ものふりかえり手法が紹介されておりチームに合うものを試して見つけてみようと思った。

ふりかえりとは関係ないが自分のチームでは1年半ほど前からSlackにチームメンバだけのチャンネルを作り感じたことや質問に感情をつけて投稿してもらうように試してみている。
試して感じたのは人によって起こる感情が違うことだった。僕だったらそこは納得するけどこの人は悲しむのかなどメンバの受け取り方が分かって面白い。これによって言葉遣いやお願いする仕事を気にするようにしている。
本書でも感情はふりかえりの大事な要素の1つと書かれており、ふりかえりを行うときにも感情についても共有してもらえるような会にしたいなと思った。

まとめ

  • なんとなくやっている時になんでやるのかを思い出せそうだなと思った
  • ふりかえりの手法が20種類載っているので試してみたいと思った
  • 表紙を黄色くできなくなてかわいそうにと思った*2
  • 「楽しいふりかえり」の世界に参加したい

*1:オンラインのせいではないのだろうけど

*2:著者紹介に「黄色い人」とあるので