目次は以下。
1章 ソフトウェア工場からの脱却
2章 対話を改善する
3章 信頼を築く対話
4章 不安を乗り越える対話
5章 WHYを作り上げる対話
6章 コミットメントを行う対話
7章 説明責任を果たす対話
おわりに:学び続けるために
題にもなっている「5つの対話」とは、高パフォーマンスな組織になるために通らなければいけない5つとして以下が紹介されている。人にフォーカスするために重視するものとなっている。
- 信頼を築く対話
- 不安を乗り越える対話
- Whyを作り上げる対話
- コミットメントを行う対話
- 説明責任を果たす対話
そしてこの対話を改善していくために4Rの対話診断をするテクニックが紹介されている。4R とは以下。
- 記録(Record)
- 内省(Reflect)
- 改訂(Revise)
- ロールプレイ(Role Play)
本書ではこの4Rを使っての対話診断を具体例がたくさん紹介されながら使い方がでている。とても読みやすく色々と書かれているので自分の身に変換して試しているような気持ちになりながらずっと読み進めることができた。
本書全体では、上記のことを行うためには自己開示(transparency)と他者理解(curiosity)が根底となっていることもずっと書かれている。この2つができているかと自分の身になって考えてみると全然できてないなと反省することが多かった。
自分の会話が明らかに最近良くないなと感じることが多くなってきた。自己開示はなんとなくしているのかなと思っているけど、振り返ってみるとしていると思っているだけで全然できてないなと。また、他者理解に関しては自分のことを分かってくれないと思うことが多いだけで、分かろうとしていることが少ない気がしてきた。
まずは本書で紹介されている対話診断をしてみることで自分の気持を見つめ直すことからしてみようと思う。
チームとして働くためにまずは対話を何回も見直しをしながらすすめていきたいと思った。
そして、気になるフレーズがいっぱいあったのでこれからも何度も読んでいきたい。気になったフレーズとしては
などなど。
チームメンバーと読んでみるのも面白そうだな。
まとめ
- アタリマエのことだけど対話は重要だな
- 振り返りをするために自分の発言を書き出してみたい
- 逃げたり諦めたりせずに対話をするぞ