あんまり最近はちゃんと触ってないし追ってないけど見かけたので。
これは改訂版で改定前の本も感想を書いている。
目次は以下。
第1章 コンテナ技術の概要
第2章 Docker の概要
第3章 Kubernetes の概要
第4章 コンテナランタイムとコンテナの標準仕様
Docker については実行方法やDockerfile についての説明が少し増えているように感じた。またDocker のバージョンが上がったことで変更の会った箇所についても少しだけ記載があった。
Kubernetes についてはKubernetes についての説明が前回よりも少し詳しく書かれているような気がする。この薄さでよくここまでまとめた内容で書けるもんだと思ったのは前回から変わっていなかった。
コンテナランタイムについては概要が少し増え、それ以外は前回と同じくランタイムの説明がそれぞれされており、楽しく読み進めることができた。また、cgoup についてはv1, v2 についての説明がされている。このあたりは詳しく知っておきたいところだったのだが、そこまで詳しく書かれているわけではなかったのが残念。これを触りとして自分で細かいところは調べていくとしよう。
今回もこの薄さでなんでこんなに濃く書かれているんだろうと思うようなことが多かった。忘れかけているような内容もあったので復習するものとして、サクッと読めたのでとても満足した。
まとめ
- とにかく薄いけどDocker とKubernetes についてどんなものか理解できる
- 低レイヤについての説明がちょっとされているので個人的には読んでいて楽しい
- 次新しく出るときにはネットワーク周りについても増えると嬉しいな