@hihihiroroのLog

ダラダラと。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

「15Stepで習得 Dockerから入るKubernetes」を読んだ

家にある Docker とタイトルに入っている最後の本。
他の Docker→Kubernetes と学んでいく本と違うところは、最初から Kubernetes を使うこと前提で、そのために必要な知識を学ぶために Docker の説明がされていること。

タイトル通り Step をたどっていくと Kubernetes の機能を順々に使えるように書かれている。

Step0 として、コンテナ、 Docker 、 Kubernetes についての説明がされている。
Step1〜5 まではコンテナについての説明がされている。ただ、コンテナを触るのではなく、このあと Kubernetes を触っていく際に必要となる知識を身につけるために書いているためか、なんのために今読んでいるものが必要なのかを理解しながら読めた。
Step6〜15 では Kubernetes についての説明が図付きでわかりやすく説明されている。ところどころでのコラムも面白いし、混乱しそうなところは丁寧に説明されていると思う。

付録では試すための環境構築が丁寧に書かれている。ここで、環境構築をしっかり行い Step を踏んで試していくのが良い使い方だと思った。
IBM Cloud Kubernetes Service なんて珍しいもの書いているなと思ったら著者の方が IBM の方だったのか…

まとめ

  • なんのためにこれを学ぶのかが書かれている
  • 読むだけでも実体験している気分になれる
  • 付録で環境構築をしたあとにStep を自分で体験していくと良さそう