@hihihiroroのLog

ダラダラと。本ブログは、個人の意見であり、所属会社とは関係がありません。

「理論から学ぶデータベース実践入門」を読んだ

誕生日に頂いた本をようやく時間が取れたので読んでみた。

第1章 SQLとリレーショナルモデル
第2章 述語理論とリレーショナルモデル
第3章 正規化理論(その1) -関数従属性-
第4章 正規カ理論(その2) -結合従属性-
第5章 リレーションの直交性
第6章 ドメインの設計戦略
第7章 NULLとの戦い
第8章 SELECTを攻略する
第9章 履歴データとうまく付き合う
第10章 グラフに立ち向かう
第11章 インデックスの設計戦略
第12章 Webアプリケーションのためのデータ構造
第13章 リファクタリングの最適解
第14章 トランザクションの本質

リレーションを各属性に対応した値を持つタプルの集合であると説明しテーブルとの対応を説明している。また、クエリについてもリレーションに対する演算を用いて説明されている。
自分の中の理解が似たようなものだったので、読んでいてそうだよねと納得できることはあった。人にうまく説明できないなと思っていたことを考えれたりしたので読んでよかったなと思った。

RDB は使わなくなることはしばらなくないだろうと思っている。そのため、使いやすいように設計できるようにはなっていたいと思う。データ分析基盤を提供するためには、データを取得することが必要である。その時にデータがうまく取れるなと思うテーブルと、なんでこんなテーブル構成になっているんだろうなと考えることが多々ある。自分たちからうまく提案もできるようになりたいなと思っていたので読んで面白かった。
しかしドメイン知識がないせいで、この設計が正しいのかもと思ってしまったりしてしまうけど気になることは気になる。ここで読んだ理論をもとに、再度テーブル設計の本とか読んでみようと思った。

まとめ

  • リレーショナルモデルを意識してみようと思った
  • データに関してはドメインが大事というのは納得しかない
  • トランザクションオプティマイザについて興味あるからもっと勉強してみたい