Docker やKubernetes についても書かれているが、最初の2章は仮想化の説明について書かれていた。
章構成は以下。
1章 仮想化の基礎知識
2章 仮想化のしくみ
3章 コンテナ技術の基礎知識
4章 コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker」
5章 コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」
6章 クラウドのコンテナサービス
仮想化のしくみの章ではネットワークの仮想化について書かれているのが多かった。VLAN、オーバーレイネットワーク、VPN、SDN、NFVやSD-WANについて説明がされていた。これらの用語を見かけたことだけある人はサラッと読んでみると用語の意味は少しわかる気がする。
仮想化のしくみについて書かれている理由としては、Docker は特殊な技術ではなくコンテナ型仮想化技術の一つという説明がされていて、そのためにそもそも仮想化というのはこういうものだというのがわかるように書かれている。全体的に入門として一通りの用語の意味をわかってもらうために読んでもらうのが良いと思った。
それぞれの技術について深く知りたい場合はそれぞれにたくさんの本が出ているので、気になった技術を好きに深堀りしていくのが良さそう。
まとめ
- 入門として単語などを知るために読むのに良さそう
- 薄いし絵も豊富なので読みやすい
- ネットワークの部分は全然知識がないからちゃんと勉強しようと思った