More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標
- 作者:Steve McConnell
- 発売日: 2020/06/11
- メディア: Kindle版
Regional Scrum Gathering Tokyo に参加したので、アジャイルやスクラムについて勉強しようと思って積ん読になっていたこれを読んでみた。
アジャイルの説明が書かれているわけではなくアジャイルを実践する際に困ったこと、困った際にどうしたかという具体的なすすめかたについて書かれていた。読んでみて実践した知見がひたすらまとめられている本だなと思った。ただ取り入れれば良いとススメているわけではなく、取り入れるのが難しいシチュエーションの紹介やその際にどうやって取り入れていったかなどが著者の経験をもとに説明されている。
また著者の経験からだけではないのだろうことが読み取れる。それぞれの章には多数の参考文献が載っている。ただ経験だけで話をしていないで様々な文献から得られた知識をもって書かれていることがわかる。これらの参考文献も時間があるときにちゃんと読んでみたい。
アジャイルを初めて見る人も、実践しているけど困っていることがある人も両方が読むのにとても良い本だと思った。アジャイルを導入する権限を持っている人たちが本書では対象読者となっている。
それぞれの章末では、それらリーダが行うべきことを推奨リーダシップアクションとして「検査と適応」が具体的に何をすれば良いかが書かれている。それぞれで困ったことがあったらここだけでも読んでみようと思った。
まとめ
最後には28個の基本原則がまとめられている。
ここを見てわからないところは何度も読み直すようにしていこうと思う。
スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 (早川書房)
- 作者:ジェフ サザーランド
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: Kindle版